難しい相続税について

相続税なんてテレビで観ている他人事な出来事だと思って過ごしてきた私でしたが、ある日、突然、当事者になってしまいました。
父が病気で亡くなり自営業経営をして土地を所有している父には財産がありました。それほど多くはないのですが中途半端にあるので大変でした。
私は一人っ子で父の財産は母と二人で分配しました。
母も、病気で施設に入所していたので保険の手続きが面倒でした。母は、脳梗塞により全身があまり動かすことができず、署名や本人の意志確認など保険屋さん立会いのもと母の体調を考慮しながら行いました。
相続税はかかりませんでした。

それから、二年後、また、母が病気からなくなってしまいました。母は、特定疾患申請や介護申請もしていましたので、あちこち書類が大変でした。
なんて、私はついていないのだろうと思いました。わずか、2年の間に続けて両親を亡くしてしまったからです。悲しみに暮れている暇もなく相続税の申告の時期が来ました。
母は、貯蓄もほとんどなく、年金のみの状態でしたが、2年前父から相続された財産がありまた私には相続税の悩みが増えました。
父が営んでいた会社の土地を現在、父の兄弟が受け継ぎ経営しており私は、安い地代をもらっていましたが思い切って売買を申し出ました。私は嫁いでいますし、子供たちも企業に就職してしまっていて、父の会社を継ぐという状態ではないからです。
身内との関係はぎくしゃくし悪化してしまいましたが、評価価格で売買が成立しました。
父が当時、土地を購入した売買契約書を用意し確定申告に臨みました。
すると、購入した金額が高く売った金額を上回り差し引きをして相続税の対象とならなくなりました。そんなことがあるなんて全く知りませんでした。
相続は、とても細かい物も対象となると、この2年で知ることができました。
金・アクセサリー・時計・車・建物・土地・株券や会員権だそうです。
両親には幸いにおいて、土地・建物くらいしかなく、唯一、父には車がありましたが、金・アクセサリー・会員権なども高価な物がなかったからです。
税金とは、本当に難しく複雑です。
今回は、会計事務所の方にお願いしなくては手も足もでませんでした。売買契約書を探し提出したことも会計事務所の方から教えていただきました。
土地の売買契約書がなかったら、相続税の対象となっていたかも知れません。
税金の種類も細かくとにかく相続税なんて親のいる間は他人事なのですから一生に何度もあることではありません。
詳しく勉強し、いざ、自分のことになったときに的確に対処できると良いと思いました。